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零れ落ちてゆく想い

月が丸いとみんな言っていてあいにくわたしの上空は雨模様。きみと一緒に空を見上げたいなとふと思い、それは叶わないのかもしれないとあの日見上げた空を思い出した。なんだかきみが遠くにいってしまいそうで、でもあの日私たちは最も接近していた。ふと思い返すとどれも楽しい事ばかりで。真夜中に夢を見て目が覚めてわたしはわたしとしての役割を果たさなくてもいい人との時間が必要、鶴が鶴であることを知られたくなかったように。わたしがあなたのことをとても好きな事については知っていて欲しいけどわたし自身のことについては特に知っていて欲しいって思わないこととか。誰かに伝えたいことなんて何もない。うそ、きみのことが大好きで。てことは伝えたいこれから先もずっと大好きで。わたしは自分に興味がなくて、別に卑下するつもりもないし。何かそういうないでしょってことに言及してる人たちを見てわたしとは違う考え方ででもきみはそっちなのかもしれない。なんてことを。真夜中に考えてテキストに書き散らしてそして眠った。誰も見てない。それが大事。